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音 楽

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タンザニアには伝統的な踊りと特有の楽器がたくさんあります。

タンザニアのギターはココナツの殻で共鳴部を作った大きなバイオリンのようなものです。これは沿岸部でよく見られます。
「マリンバ」(イリンバ、カリンバ等)は、ドドマ周辺の部族をはじめ、多くの部族にとりなじみのある楽器です。この小さい木製の箱は長さの異なる金属片が並んでいる共鳴楽器で、親指で鳴らして音を出します(親指ピアノ)。

太鼓は最も重要なアフリカの楽器で、さまざまな種類、形、サイズがあります。部族指導者の出発や到着を知らせたり、農耕社会の踊り「ゴボゴボ」のリズムをとったり、太鼓は昔から日常的に使われてきました。支配者の前に人々を呼び集めるためや戦いの合図として使用されてきた太鼓もあります。

dance

踊りとは感情表現です。その感情は幸福や悲しみであり、神聖な行事(収穫、結婚、割礼、成年通過儀礼)を特色づけるものです。伴奏には太鼓、マリンバ、笛などいろいろな楽器が使用されます。どのような踊りでもそのメッセージは聴衆の表情から読み取れます。

タアラブは、ザンジバルでとても人気のあるミュージック・ショーです。伝統的なタアラブは、夜、打楽器・管楽器・弦楽器の40人ほどのオーケストラをバックに歌手が歌うショーです。タアラブには劇場的な雰囲気があります。まばゆいばかりのドレスを着た女性がゆっくりと歌手に近づき、踊りながら舞台に上がり、歌手にお金を与えたりするのです。これは演奏者と歌手への賛辞を表わしています。タアラブは、インド、アラビア、アフリカの文化が融合して生まれたものです。

ムワカ・コグワは新年の始まりのお祝いで、ザンジバルでも一般的です。7月第3週に4日間行なわれる祝祭で、そのルーツはゾロアスター教にあります。見どころはバナナの茎を使った模擬戦闘です。この戦いで不平不満をぶちまけ、過ぎゆく年の不和や不平不満を追い払い、辛い事を忘れて清明な心で新年を迎えようというわけです。

男たちが戦っている間、着飾った女たちは、愛のメッセージや日々の暮らしへのコメントをスワヒリ語の歌にのせて男たちに伝えます。